最高のクッキングスクールは

昔のクッキングスクール

クッキングスクール。日本語で言うと料理教室はいつごろからあったのでしょうか。
行儀見習い、下働きというのは礼儀教室だけではなく、ある種の料理教室の役割を果たしていたようです。資料を徹底的に調べることはできませんでしたが、江戸時代は生活の実務についての教育システムが整備されており、戦前まではある程度その名残があったようです。
ある高齢者が、行儀見習いで行った先で料理の味付けを徹底的に教えられたと言っていたことがありました。

母親から子供へ

地方、地域の伝統料理が、徐々に伝えられなくなってきています。なぜでしょうか。嗜好の変化により、食材が変わってきていることも原因でしょう。しかし、一番大きな原因は、母親から子供へ味付けをはじめとした、料理の仕方が伝えられてないためではないでしょうか。
米のたき方から始まり、野菜の切り方、魚のさばき方、煮物、焼き物のやり方、漬物のつけ方など味付けの量やタイミングは目分量で適当に見えていても繰り返すことでしっかり覚えることができます。
母親は仕事を持っていることにより、帰宅が遅くなり料理時間が短くなってしまいました。子供は勉強のみに気を取られ料理のために台所に入らなくなってしまいました。そのために母親から子供に料理を教える機会が少なくなっているのかもしれません。料理に興味を持つ最初は母親の料理がおいしいということです。
最高の料理教室は、母親と一緒に料理をする台所ではないでしょうか?